~五条帽の歴史~
これは五条小学校の児童が被っている制帽です。いつから被るようになったのでしょうか? 当時の小学校は、ほとんどが黄色か茶色、または紺色の布地の帽子が多かったのですが、五条小はブルーのデニム地を採用。これらの経緯を五条帽を販売しているお店に聞きに伺ったり、昔のPTA新聞を調べたりました。…
五条帽を販売している桃谷商店街にあるイノウエスポーツさんに五条帽の事を何かご存知かどうか聞きに行きました。
何年か前に生玉商店街の帽子屋さんから販売を引き継いだので制帽になった経緯などは分からないとのこと。歴史が分からなくて残念でしたが、100周年記念誌に載せるということで、帽子の撮影にご協力いただきました。…
五条帽をいつから着用するようになったのか、調べていた桝井先生が「五条PTA新聞」に2つの五条帽の記事を見つけました。(記事をクリックすると大きくなります)
左が昭和55年3月、右が同7月の記事。
安全面・健康面・小学校としての連帯感などを理由に、以前から職員間では話にあがっていたところ、前年の秋の修学旅行の頃をきっかけに標準帽着用について保護者に意見を聞く事になったようで、アンケートでは賛成83%と多数の保護者の方の了承を得られていたようです。また不賛成の中にも必ずしも反対ではないという声もあったようで、これらの意見をまとめ、昭和55年から標準帽着用が決まったようです。最初は1年生からで2年生以上は希望者となり、被る子とそうでない子が混ざっている状態が続き、全員着用になったのはこのときの1年生が6年生になった年ということで昭和60年度からでしょうか。(文面抜粋、桝井教務主任)